源泉所得税とは
会社や個人が、人を雇って給与を支払ったり、税理士などに報酬を支払ったりする場合には、その支払の都度支払金額に応じた所得税を差し引くことになっています。その差し引いた所得税を「源泉所得税」と云います。
この所得税を差し引いて、国に納める義務のある者を源泉徴収義務者といいます。 源泉徴収義務者になる者は、会社や個人だけではありません。 給与などの支払をする学校や官公庁なども源泉徴収義務者になります。 しかし、個人のうち次の二つのいずれかに当てはまる人は、源泉徴収をする必要はありません。 (1) 常時二人以下のお手伝いさんなどのような家事使用人だけに給与や退職金を支払っている人 (2) 弁護士報酬などの報酬・料金だけを支払っている人(例えば、サラリーマンが確定申告などをするために税理士に報酬を支払っても、源泉徴収をする必要はありません。) なお、会社や個人が、新たに給与の支払いを始めて、源泉徴収義務者になる場合には、「給与支払事務所等の開設届出書」を給与支払事務所等を開設してから1か月以内に提出することになっています。 |
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