事務所通信                
2017.1  2  3・4   5・6  7  8    10  11  12   
2018.1  2  3・4   6-7  8-9  10  11       

社長さん 元気ですか 2018.12
No.202
いとう会計事務所
イノシシの足音が近くに でも、逃げずに最後まで挑戦!   
最近の新聞・ニュース等を見て
師走という言葉が示すように、12月に入ると不思議と慌ただしくなり、まるで殆どの人たちが急ぎ足になっているように、かつて思ったものでした。

ところが、気が付くといつの間にか状況が変わってしまい、そんな様子があまり見られなくなりました。テレビのコメンテーターなどもよく同じことを云いますね。

これって何故なんでしょうか。いろんな意味で季節感がなくなったり、生活の多様性が根付いて来たりしたことが影響しているような気がします。

また、若い人達を中心に日本古来の風習が核家族化(云われ始めて数十年になります)などでどんどん廃れてきてしまったことも大きな要因なのでしょう。

なので、正月三が日は国民全員が休日などということもなくなり、サービス業の人たちの中には元旦から仕事をやっている人も珍しくありません。

今更感はありますが、これからはさらにいろいろな事が変化して行って、年末年始で1か月の休暇なんて当り前という時代が来たりするのでしょうか。
税務・会計等に関して
31年度税制改正大綱がこの程発表されました。そのほとんどは来年の通常国会に提出され、3月末頃に成立という運びになります。
以下、私の主観で気になるものを列挙したいと思います。

1.個人所得税
・住宅ローン控除の期間の延長と拡充
10%で購入した住宅取得等に限ります。従来の10年を3年間引き延ばし13年間に渡って適用できるようになります。
・民法の改正により未成年者の年齢が20才未満から18才未満に引き下げられます。

2.法人課税
2019年10月1日以後に引上げられる予定だった事業税率がほぼ現状通りになります

3.消費課税
・エコカー減税の期限延長と、2019年10月1日以後に新車登録を受けたものから自動車税が安くなります。